奥様が描いたのは「シンプル和モダン」。
そのイメージ通り、シックでクラシカルな装いとなったF様邸。
暗めの床の色(ウオールナット)と、モダンタイルや漆喰で塗られた玄関土間空間、
階段から吹き抜けへと繋がるオリジナルスリット階段の手すり、造作洗面、タイル壁etc、
お2人のこだわりがチラチラ見えるオートクチュールのお家は、外壁と同じく内壁も白を基調にし、
明るすぎず、雰囲気を作り出すことにこだわりました。
ひねりを効かせた無垢建具の茶色と白の洗練された色の共演は、
憧れていたという生活感のない造作背面収納と上手に溶け込ませています。
これほどまで、色で遊んで、色で魅せるセンスの良さには、感心させられました。
ご主人の唯一のこだわりは「縁側を持つこと」。
玄関から大谷石のアプローチを経て日当たりの良い縁側を持つことが実現。
その他は、奥様の気持ちに沿った家づくりを行い、
ちょっぴりインテリア好きの奥様の想いが散りばめられています。
休日は、リビングでお茶を飲んだり読書をしたり。
ゴロゴロのんびり過ごすことが最高の贅沢というお2人。
これからは、「少しずつウオールナット無垢の床に合うグッズを足していく予定。
無駄をそぎ落としたシンプルなコーディネート、
ここから一つひとつ自分たちのらしさ”を紡いでいきます。