「豊かな未来を約束する家」に寄せる想い。
建築という仕事を通じて、そこに住む人々が幸せを感じられる、そんなお手伝いをしたい。私が建築家として心に打ち込んでいるのは、そこに住む人々の幸せを願うことです。
私は幸せとは、豊かさを指すものと考えています。その家に住む人々が豊かさを感じたとき、自然と「幸せだ」と感じるはずだからです。
株式会社フジホームが提供するのは「豊かな未来を約束する家」。
私の信条である「豊かさ」と株式会社フジホームが考える「豊かさ」が同じ意味であるなら、私の信条と株式会社フジホームのコンセプトは共鳴するものがあります。
しかし豊かさとは意味が広いもので、一般的なイメージだと「お金=豊かさ」が強い傾向です。しかし豊かさはお金のみでは断定できません。
その象徴が、1930〜40年代のアメリカで人気を得た「規格住宅」です。
この「規格住宅」はコロニアル基調のデザインでリーズナブルな価格帯が受けて民衆にヒットしました。そして80年ほど経った今でも建築業界では定番の住宅として人気を博しています。このように時代を超えて愛され続ける「規格住宅」は「お金=豊かさ」だけではないことを証明し続けています。
House in Seijophotography:junji kojima
House in Takanawadaiphotography:junji kojima
コロニアルとは清廉な価値観のもと、シンプルで実用的かつ清潔感のある住宅です。過剰な装飾を排除し、自然と肩の力が抜けるような空間が、住む人の心を豊かにするのでしょう。コロニアルという建築様式を発展させたアメリカには、人を家に招くという文化が根付いています。
アメリカの家庭では友人を家に招いてはホームパーティを開き、彼らは楽しむという方法で英気を養いますが、私がフジホームと共に目指すのも日常的に人を呼びたくなり、その何気ない日常の中で、ふと豊かさを感じられる住まいです。働き方改革を筆頭に一人ひとりのライフスタイルや休日の過ごし方が見直されつつある日本においても、家にいるだけでリラックスでき、人を招きたくなるような家づくりが必要だと、私は考えます。