こんにちは!フジホームです。
今回はリフォームによる住まいの性能向上についてご紹介します。
1,既存住宅の性能向上が課題
住宅の省エネ性能向上は自然環境にプラスに働くとして世界各国で推進されています。
それだけ重要なことです。しかし現在それが国内で課題となっています。
2025年に省エネ基準の適合義務が決定していますが、
既存住宅市場では省エネ基準を満たしていない住宅が8割以上を占めています。
そのため国はZEHレベルのリフォームを補助する
「住宅エコリフォーム推進事業」の募集を開始しました。
住宅金融支援機構は一定基準を満たす省エネリフォームへの融資
「グリーンリフォームローン」の扱いを開始しています。
◆住宅エコリフォーム推進事業について
令和4年9月1日以降に契約・工事着手したものが対象です。
事業の申請は施工者か販売事業者が行い、依頼した消費者は事業者から
補助金を還元されます。
- 補助対象
・省エネ診断
性能の証明書の取得費用など
・省エネ設計
設計費用など
・省エネ改修
窓・ドアなどの断熱化工事
外壁・屋根・天井・床などの断熱化工事
設備の効率化に係る工事
- 補助額
・省エネ診断
省エネ診断費用の1/3
・省エネ設計
設計費用の1/3
・省エネ改修
戸建て住宅の場合、工事費の11.5%
マンションで工事費の1/6
※上限額有
戸建て住宅 512,000/戸
共同住宅 2500円/㎡
マンション 3700円/㎡
2,耐震・耐久性リフォーム
1981年以5月31日以降に建てられた旧耐震基準物件は
補強工事が必要な場合が多いです。
例えば、「壁・梁・基礎」の補強や
「屋根」の軽量化などが当てはまります。
3,省エネリフォーム
先ほど紹介のとおり、現在、国内既存住宅の省エネ化が急がれています。
まず、省エネ化の特長を説明します。
①光熱費削減
少ないエネルギーで冷暖房機器を使えるため、光熱費削減につながる
②快適性の向上
屋内温度が快適な室温に保たれる
③長く健康に過ごせる
温度差によるヒートショックを防ぐ
④耐久性向上
結露の発生を抑えてカビなどによる建物劣化を防ぐ
以上のような利点があります。
「窓のリフォーム」
内窓設置、窓の交換、カバー工法など、様々な工事があります。
窓は家の中でもっとも熱の出入りが激しい箇所なので、大きな効果を感じられます。
遮音性も備えているため、恩恵が多いリフォームです。
「床・壁・天井の断熱改修」
熱が逃げる場所は窓だけではありません。床・壁・天井も該当します。
費用を考えるとまず床から。その次に天井や壁の断熱改修がおすすめです。
「無垢床張り替え」
向くフローリングに張り替えると、冬は暖かく
夏はなめらか足ざわりで心地よい空間になります。
今回は省エネリフォームに焦点を当てた記事でしたが
いかがだったでしょうか?
リフォーム検討のさい、判断材料が必要であればフジホームにご連絡ください。
耐震工事の必要性の有無や不安材料など、気になることは何でもご相談ください。