こんにちは!フジホームです。
今回は予算の決め方について紹介します。
●予算の組み方とは
家を建てる際の予算は総予算というものがあります。
それは、
自己資金+援助資金+無理のない借入額
を指します。
また、
自己資金=貯蓄-半年分の生活費-当座の出費(教育費など)
となります。
これらの式を踏まえて計算してみましょう。
●ローンを組む前に
次はローンの借入額(融資額)を決める時に注意すべきことです。
基準となるのは税込みの年収です。
多くの人が税込み年収を基準に借入額を決めがちですが、
実際は税込み年収から税金をひいた、手取り年収から返済します。
要は、貸してくれる金額=返済できる金額ではありません。
無理なく返済できる金額で考えるなら、手取り年収の20~25%以内が1つの目安です。
とはいってもライフプランはご家族ごとに異なるもので、それによっては同じ年収でも無理なく返済できる手取り年収のパーセンテージが変わります。
とにもかくにも、お金がかかる時期に備えて貯蓄しながら無理なく返済できる金額が重要です。
●ここを見て決める住宅ローン
次に住宅ローンの選び方です。
住宅ローンの金利タイプは3つに分類されます。
- 変動金利型
- 固定金利期間選択型
- 全期間固定金利型
です。
- は金利は低いものの、景気の変動で左右されるため返済額が増えても心配のない収支状況になっているかが重要です。
- 及び③は借り入れの金利が一定期間(③の全期間は返済の全期間)適用されるため毎月同じ返済額なのである程度計画的に返済できます。
これらもライフプランに合わせて決めることがポイントです。
●家づくりにかかる金額
およそ7割が家本体の工事費用ですが、それ以外の「付帯工事費用」「諸費用(税金や手続き費用)」が残り3割を占めます。
仮に総工費が4000万だとすると1200万が付帯工事費や諸費用にあたります。
細かいことですがこれらも踏まえて予算オーバーにならないよう気を付ける事が大切です。
「大切なのは分かったけど、何に気を付けたら・・・?」
もちろん、気を付け方があります。
総予算が決まったらそれを土地・建物・諸費用別に分配してみましょう。
注意すべきは変動幅が最も大きい建物の予算です。
諸費用の予算はおよそ10%と決まっています。
土地もエリア・坪数・形状でおおよその相場が決まっています。
しかし建物は素材・設備・機能・性能・デザイン・会社によって費用が大きく異なります。
予算オーバーをしないためには家の要望をしっかりまとめて、それを実現できる会社を絞り込むことが重要です。