ダクトレス熱交換型換気システム

ductlessダクトレス熱交換型換気システム空調

ダクトレス熱交換型換気システム
「せせらぎ®」の仕組み

ダクトレス熱交換換気システム「せせらぎ®」とは
クリーンで澄み切った空気を恒常的に循環し、冷暖房の空調効率低下を防いで快適な室内環境を維持しつつ、省エネに貢献するシステムです。

ダクトレス熱交換型換気システム「せせらぎ®」の仕組み

※「せせらぎ®」の換気システムは、70秒ごとに給気と排気の役割を入れ替え、常に部屋の温度を快適な状態に保ちます。

排　気

排気は建物内の空気を外へ出すことです。
冬場は建物内の汚れた空気が「せせらぎ」を通して外へ排出されます。そのとき、蓄熱エレメントに空気の熱エネルギーが溜まります。夏場も同じように建物内の汚れた空気を排気しつつ冷えた空気を蓄熱エレメントに溜めます。
給　気

給気は外の空気を建物内に取り込み建物内に放出することです。
冬場は「せせらぎ」を通して外気を取り込み、それを蓄熱エレメントが暖かい空気に変換し建物内に放出されます。
夏場も同じように外気を取り込み、蓄熱エレメントが新鮮な冷気に変換して建物内に放出します。

ダクトレス熱交換型換気システム「せせらぎ®」の仕組み

ダクトレス熱交換換気は、ファンが正転と逆転を繰り返すことで給気と排気を1つのファンで切り替え可能です。
排気するとき、熱と湿気を蓄熱体に預け、給気するときに預けた熱と湿気を室内に放出します。
蓄熱エレメントも丸洗いできるので、メンテナンスが容易です。
そのためエレメントの目詰りによる給気量減少や圧力損失といったトラブルが起こりにくく、新鮮な空気を安定して取り込めます。

「せせらぎ®」の概要

せせらぎは建物内の空気と建物外の空気を給気・排気で循環させ、建物内の空気を綺麗かつ快適な温度を保つことを目的としています。そのために大きく7つに分けたパーツを組み合わせて空気循環システム実現しています。

「せせらぎ®」の概要

「せせらぎ®」の優れたポイント

空気循環システムの「せせらぎ」は多くのメリットがあります。
綺麗な空気を循環させるためだけでなく、省エネやコスパ、設置スペース、
使われている素材など多くのこだわりがあります。

POINT1: ＺＥＨに適した
換気システム

POINT2: 優れたコスト
パフォーマンス

POINT3: 簡単メンテナンスで
ストレスフリー

POINT4: コンパクトな
壁面設置

POINT5: 断熱工事と機密工事が
同時対応可能

POINT6: 劣化が少ない
断熱材を使用

熱交換換気による冷暖房効果の比較

冬

従来の換気システム

従来の換気は外の冷たい空気がそのまま入ってきます。
ただ冷たいだけなので、暖房に頼るしかありません。

給気口近くは温度が約6°Cまで低下し、とても寒気を感じます。
建物内は13℃前後で十分な暖かさを感じられるとは言えません。
したがって室内を快適な温度に保つには暖房を強めるしかありません。
せせらぎ

せせらぎによる熱交換で、暖められた空気の熱を最大93％回収。
快適温度に近づけた空気が供給され、快適な空間が創り出されます。

給気口近くの温度はほんの1°C程度しか下がっていません。
そして室内はほぼ19°Cを維持しているため、とても快適です。

夏

従来の換気システム

従来の換気では、外の熱気が温度変わらず室内に入ります。
エアコンの温度を下げても、室温が下がるまで時間がかかります。

給気口近くでは33°C近くまで上昇し、外の熱気がそのまま侵入しています。
室内のほとんどが29°C以上でムシムシ・ベタベタと不快です。
なんにせよ冷房を強めなければなりません。
せせらぎ

熱交換機能により、冷房の涼しい空気を 93％以上キープ。
快適温度に近づけた空気が供給されるので、建物内はとても快適です。

せせらぎ本体の近くは29°C程度で、外の熱気の影響をほとんど受けていません。
建物内はほぼ 28°Cを保つので、適度な温度と湿度で快適です。