数十年後のカーボンニュートラルに向けた具体的な動き | フジホーム株式会社

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数十年後のカーボンニュートラルに向けた具体的な動き

こんにちは!フジホームです。

今回は国内のカーボンニュートラルに向けた動きを紹介します。

●カーボンニュートラルに向けたフジホームの動き

1 2025年度に省エネ基準適合を義務化

2 2030年までに省エネ基準をZEHレベルへ

3 長期優良住宅などの認定基準もZEHレベルへ

4 ZEHを超える省エネ住宅の普及や再生可能エネルギーの導入を推進

5 省エネ化に断熱+気密

1から順にご紹介します。

1.2025年度に省エネ基準適合を義務化

そもそも省エネ基準とは、一定の断熱性能基準をクリアしていることが前提。

また、冷暖房・換気・給湯・照明など設備のエネルギーの消費量を、自然から得られるエネルギー(化石燃料・原子力・水力・太陽光)の一次エネルギー消費量に換算したときの住宅全体の省エネ性能を評価するものです。

つまり、今後フジホームで建てられる住宅は省エネ基準に適合していることが義務とされるわけです。

といってもまだ正式に決まっておらず、予定では2025年だと言われています。

2 2030年までに省エネ基準をZEHレベルへ

ロードマップ※では2030年に新築住宅をZEH水準の省エネ性能にという目標を掲げています。

ところで、「ZEH」聞きなれない単語ですよね。

ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」の略です。

これは省エネ性能が高い設備や太陽光発電システムを組み合わせて年間の1次エネルギー消費量を実質ゼロ以下にする住宅です。

※ロードマップとは経済産業省HPに掲載されているカーボンニュートラルに関する資料を指します。

例えると、冷暖房・給湯機などの設備を使うと電気エネルギーを消費します。

これを断熱壁や太陽光発電エネルギーでエネルギー消費量を抑える&エネルギーを作って、設備エネルギー消費量をプラマイ0もしくはマイナスにすることです。

3 長期優良住宅などの認定基準もZEHレベルへ

ロードマップによると、低炭素建築物や長期優良住宅の認定基準を近年中にZEHレベルへ引き上げる予定です。

長期優良住宅とは、数世代先まで使用できる構造(劣化対策)・住居環境・住戸面積・耐震性・維持・管理・省エネ・が容易にできるなど7つの基準を満たした住宅を国が認定したものです。

また住宅性能表示制度ではZEHレベルより上の複数の等級を設定する事も示されました。

2030年にはすべての新築住宅がZEH水準の省エネ性能をクリアする目標を達成するため国は税制・融資において優遇する支援も行う予定です。

4 ZEHを超える省エネ住宅の普及や再生可能エネルギーの導入を推進

ZEHより省エネ性能が高い住宅のZEH+(ゼッチプラス)やLCCM(エルシーシーエム)住宅があります。

ZEH+はZEHより省エネ性能を高めたものです。

LCCM住宅は建設から廃棄まで一生涯のCO2収支をマイナスにする住宅を指します。

ロードマップではこれらの普及を推進しています。

ZEHをスタンダードな住まいにするために太陽光発電マシンなどの創エネ実施も不可欠です。

フジホームではこれらも省エネ住宅と同じように推進しています。

5 省エネ化に断熱+気密

省エネ化にあたって断熱性能に加えて欠かせないのが気密性能です。

気密性とは空間にある隙間の割合に左右されます。

いくら断熱効果があっても気密性が低いと効果は半減します。

気密性を高めるメリットとしては、エネルギー消費量を抑え、室内気温が一定に保たれて快適な空間になることが挙げられます。

気密性能について、1㎡あたり何㎠の隙間があるかを示すC値(相当隙間面積)という指標があります。

例えば5㎠/㎡なら1㎡の面積に5㎠の穴があいている状態です。

1㎠/㎡はハガキ1枚分と考えると分かりやすいです。

ただあくまで目安であり、建物によって数値も異なるので気密測定を通して実測する必要があります。

気密と・気密施工にはチェックすべきポイントがあります。

断熱素材に問題はないのに効果が薄い・・。ということは施工に問題がある可能性が。

例えば、柱と断熱材の間に隙間ができているだけで最大67%しか断熱効果が得られない場合もあります。

他にも、スイッチボックスまわり・壁の立ち上がり部分・吹き付け断熱材の欠損・筋交い部分など見るべきポイントがあります。

フジホームにご相談いただければ、施工時に該当箇所をお見せします。

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